mangaka_urenai







今日は、一日時間があったので、喫茶店、マック、ファミレスを転々としてずっとネームいじってました。
その途中で、さすがにずっと描き続けるのも疲れてきたので、休憩がてらにこの記事を書いているわけです。
今回はネームをガリガリと書いてる中に思ったことをいくつか書いてみます。

プロット書き込みすぎ問題
ネームが漫画の設計図だなんて言葉はよく言ったもので、最近かなりそれを実感しています。
僕は以前まで、先に文章でセリフから動きから何から何まで、プロットとして書き込んでから、ネームに移っていたわけですが、プロットからネームに移るまでの過程が長すぎる!

漫画に限らずともだとは思いますが、基本的に計画から実践までのサイクルをいくらこなすかによって、上達していくものだと思いますが、いかんせん、プロットで作り込みすぎると、時間的なコストがむちゃむちゃかかります。
そのせいで、どうにも一作を描き上げるまでの期間がひどいことになって、もうずっと今のネームを描いています。

そうなってくると現れるデメリットはまず作品としての鮮度の問題です。
ここでいう鮮度とは、自分自身がその作品に関わっている際の自身の感覚について指しています。
何か作品を作り始めた、作ったことのある人なら共感してくれると思いますが、あんまり長時間自分の作品に向き合いすぎると、どうしても近眼的になりすぎて、描いてる途中に思うわけです。
「あれ? これ、本当に面白いか?」
もうこうなってくると大変です。
自分描かなくなっちゃいますから。
描かなくなっちゃいましたから。
作品が面白いか判断するのは、もちろん自分自身もそうですけど、作品として書き出して、何かしようと思うということは、つまりどこかで誰かに読んでもらいたいという気持ちがあるからなわけで。
そんな時、最終的に作品を判断するのは、オーディエンス、漫画で言えば読者さんなわけです。
また、自分一人が考えて想定できる感想、批判なんて結局自分一人分なわけで。
さっさと描いて、いろんな感想もらった方がきっと次に役立てられるんじゃないでしょうか。

次に想定されるデメリットは、プロットからネームにする際の落とし込み度の低さです。
今まで僕はきっちりプロットを作り込んでからネームを描いていたのですが、いかんせんでき上がった結果がプロットとネームで違いすぎる。
その原因の一つが、結局プロットは文章上のものでしかない、ということがあるかと思います。

漫画はビジュアルに訴えかけるメディアだと、僕は考えています。
そんなはずなのに、文章だけでプロットを作り込みまくると、いかにもテキストベースの動きのない会話ばかりになっちゃうわけです。
そうなると、ネームを描き始めた時に、動きがなさすぎて、画を作るのに死ぬほど苦労します。
苦労しています。
顔マンガとはこのことか。
なので、結局プロットから外れて動きのある画を付け足していって、無限にページ数が増えていくわけです。

そして、テキストベースのメディアと視覚に訴えかけるメディアの差は呼吸、間の取り方にも現れます。
テキストの場合、長文で語ることが可能であったとしても、それを漫画として描き直した場合、そこにはコマ割りという過程が挟まれます。

これがわりと厄介で、キャラが何かを喋る場合、呼吸をとりやがるわけです。
そうなってくると、コマを分けざるを得なくなり、ダラダラとそのまま語らせると、テンポ感が削がれていきます。
自分自身も漫画を描き始めてわかりましたが、意外と読者の身になると、セリフちゃんと読んでいませんでした。
正確にはセリフだけで情報を解釈しているわけではなくて、そのキャラクターの動き、コマ割りの仕方との複合で意味を読み取っているようです。
となると、直接ネームを描いた方が良いのではないか? と思っちゃうわけです。

最後のプロットからネームを作ることのデメリットとして、ページ配分が出来なさすぎる。
これは正直、自分が回数重ねていないからなのかもしれませんが、いかんせん、プロットで起承転結つけると、分量が多くなっちゃう傾向にありました。
その割に必要な動きの説明は一行とかで終わらせやがるし。
そうなると、ネームに描き変える時、想定していなかった部分でページ数食い始めます。
そして、ネーム初稿が書き終わった時には、アホみたいにページオーバーするし。
もうしんどすぎる。

結論。

結論、ストーリーを考えるときはプロットは作り込みすぎずに、ネームから始めよう。
当たり前ですが、ネームで作り込んだ方が、漫画にした時のテンポ感とか直感的に、俯瞰的に出来ます。
なんでみんなネームネーム言うのかようやくわかった。
これは、自分の制作スタイルなので、万人に会う方法ではないと思いますが、ゴリゴリに文章でストーリー作り込みすぎて、ネームで失敗しちゃう人は、試してみても良いのではないでしょうか。






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